第4回研修会
日 時:2020年 7月 9日(木)17:30~19:00(30分講演の後、質疑応答) 発表者:タウンスペースWAKWAK事務局長の岡本工介さん
内 容:点から面へ―いま振り返る教育コミュニティとマイノリティ教育
マイノリティ教育を考えるうえで、どのように支援の輪を広げていくかが大きな課題となっています。故池田寛先生はこれを「教育コミュニティ」、学校を中心とする地域のコミュニティによって教育を支えることを構想しました。今回お話しいただく一般社団法人タウンスペースWAKWAKさんは高槻において活動を展開する団体です。「すべての人に居場所と出番がある社会、すべての人がSOSを発信でき、互いに支え支えられる社会、新しい公共としての住民主体による「自立」「参加」「協働」による地域の再生と互いに
絆を結びあえるつながりの社会をめざす」ことを目的とし、池田寛先生の遺志を継いだ教育コミュニティ活動を実施しています。しかし今日、多様な「しんどさ」が指摘されるなか、コミュニティづくりには困難さが指摘されているところです。そこで、最前線で取り組みを行っておられる事務局長・岡本工介さん(タウンスペースWAKWAK事務局長・大阪大学人間科学研究科院生)にお話しいたき、改めて「教育コミュニティ」の今日的な姿について共有したいと思います。